お線香で使うタブ粉はアボカドの仲間です!
ひふみお香アカデミー☆椎名まさえです。
夏のお香と言えば、虫除け香です。
虫除け香は、除虫菊やハーブなどの
天然素材で作るのですが、
他にも忘れてはいけないものがあるので
紹介しますね!
それは、「タブ粉」です。
お線香の主な原料は
タブの木の樹皮を粉末にしたタブ(椨)粉です。
これを水で練ることで、
スティック型のお線香や
コーン型のお香、渦巻のお香ができます。
ところで・・・
タブの木って見たことありますか?
タブの木は枝が大きく広がって育つため、
公園やお寺、神社などに多く植えられています。
日本書紀に登場するほど神事との関連が深く、
「霊(たま)が宿る木」とも言われています。
このタブの木の樹皮に含まれている粘着力が、
線香に利用されています。
それから、驚いたことに
タブの木の果実は、
食べると、えぐみがあり
アボカドと同じ仲間なのだそうです。
タブの木いかがでしたか?
どこかで見かけたら、
今日の話を思い出してくださいね!
私は、タブの木のことを知って
自分で作るお香に
ますます愛着を感じました。
この天然のお香作りの魅力をもっと
たくさんの方に知っていただきたい!
だからまずはお試ししてもらいたいなって
思ってます ^^
今日もありがとうございました。