【お香の歴史】吉原花魁の媚薬香
ひふみお香アカデミー☆椎名まさえです。
遊女さんたちが逢瀬の時に
お線香を焚いて
時計代わりにしていた話の続きです。
お線香を焚いて
時計代わりにしていた話の続きです。
吉原の遊郭では、
沈香を原材料として使ったお線香が
ふんだんに焚かれていたといいます。
沈香を原材料として使ったお線香が
ふんだんに焚かれていたといいます。
沈香の中でも、
最高級クラスの物は「伽羅」
当時、流行ったのが
「伽羅の油」という鬢付け油。
これを、遊女さんたちは、
競って買いに走ったそうです。
とはいえ、本物の伽羅は高額すぎるため、
代わりに、使われたのが
桂皮、丁字、ムスクなど。
これを髪に付けた遊女さんがそばを通ると、
フワッと、何とも言えない
媚薬的な香りがしたと言います。
この鬢付け油は、シラミ対策として
大変活躍したようです。
そして、遊女さんたちは、
沈香のお線香が燻る煙の上で、
着物や陰部、髪の毛に匂いを移しました。
遊女さんたちにとって香りは、
美しさをアピールする
大切な道具だったんですね。
沈香ってどんな香りなのか・・・
ぜひ、個別体験会で
体験されてください!
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