【お香の歴史】吉原花魁の媚薬香
ひふみお香アカデミー☆椎名まさえです。
遊女さんたちが逢瀬の時に
お線香を焚いて
時計代わりにしていた話の続きです。
お線香を焚いて
時計代わりにしていた話の続きです。
吉原の遊郭では、
沈香を原材料として使ったお線香が
ふんだんに焚かれていたといいます。
沈香を原材料として使ったお線香が
ふんだんに焚かれていたといいます。
![7b0086e0f183ba6feb01407394aec887_s.jpg](https://www.agentmail.jp/image/u/0017/01790/2019/03/292744.jpeg)
沈香の中でも、
最高級クラスの物は「伽羅」
当時、流行ったのが
「伽羅の油」という鬢付け油。
これを、遊女さんたちは、
競って買いに走ったそうです。
とはいえ、本物の伽羅は高額すぎるため、
代わりに、使われたのが
桂皮、丁字、ムスクなど。
これを髪に付けた遊女さんがそばを通ると、
フワッと、何とも言えない
媚薬的な香りがしたと言います。
この鬢付け油は、シラミ対策として
大変活躍したようです。
そして、遊女さんたちは、
沈香のお線香が燻る煙の上で、
着物や陰部、髪の毛に匂いを移しました。
遊女さんたちにとって香りは、
美しさをアピールする
大切な道具だったんですね。
沈香ってどんな香りなのか・・・
ぜひ、個別体験会で
体験されてください!
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