邪気祓いになる菊の花
はじめてのお香作りから
お香の先生の養成までの
お香講座開催！
ひふみお香アカデミー
椎名まさえです。
今日は、
9月9日重陽の節句です。
古来中国では、奇数は縁起が良い「陽数」、
偶数は縁起の悪い「陰数」と考えられ、
陽数の最大値である「9」が重なる
9月9日を「重陽」と呼び節句の1つとしました。
旧暦の9月9日は、
現在の10月中旬ごろにあたり、
菊がとても美しく咲く時期です。
菊は「霊薬」として、
邪気を払い、長寿の効能があると
信じられていました。
そのため重陽の節句は
「菊の節句」とも呼ばれています。
重陽の節句では、
菊の香りを移した「菊酒」を飲んで
邪気を祓い、無病息災や長寿を願います。
実は、
お香の香原料にも
「菊花」(きっか)があります。
菊の花は、生薬として使われている薬草。
・気の流れをよくする
・目の疲れ、目の充血、目の乾燥などに有用
・老化の抑制
・皮膚の炎症を鎮める
・香りによる鎮静作用
などがあります。
菊花の香りは、脳や神経に作用して
リラックス効果をもたらします。
「菊花」を使っての
手作りお香も良い香りですよ。
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今日もありがとうございました。
