ひふみお香アカデミー代表

椎名まさえです。

 

先日、
ひふみお香アカデミー伝承者メンバーと
お香の歴史の勉強会をしました。

 

 

え～それ・・・・
気になる・・・
という方に、今回特別に
ちょっとだけお話しますね。

 

 

平城京から平安京へと移る時代の話です。

 

日本では、古来より

深い恨みや、災難などで尋常ではなく
死んでしまった人は「怨霊」となって
祟りを引き起こすと信じられてきました。

 

桓武天皇（737〜806年）の時代

 

長岡京の造営に当たっていた
藤原種継（たねつぐ）が、
何者かに射殺されるという事件が起きました。

 

そのうちの一人に
桓武天皇の弟だった早良(さわら)親王が
関わっていると疑われました。

 

身に覚えのない親王は、
無実を訴えてましたが

訴えが認められるわけもなく、・・・
長岡京の乙訓寺（おとくにでら）に
幽閉されてしまいます。

 

 

幽閉された親王は絶食し、
都を出て10日余りで亡くなりました。

 

この事件・・・

一説によれば、

親王を罪に陥れたのは、
兄の桓武天皇だったとか・・・

 

 

早良親王の死後・・・

 

 

宮廷内では皇后や側室なども
次々と亡くなって
どんどん不幸が続きます。
さらに疫病、洪水などの厄災が都を襲います。

 

 

これは早良親王の
怨霊による祟りに違いない
ということで
鎮魂の儀式が行われ
10年で都を平安京に移すことになったのです。

 

桓武天皇の祟りに対する恐怖心は
相当だったようです。

 

 

その後、仏教を信じていた桓武天皇は
最澄と空海に唐に派遣し

 

密教を学ばせます。

 

 

そこから、密教での加持祈祷の際に
お香が使われていきます。

 

 

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ひふみお香アカデミーの
お香講座で勉強してね♡

 

今日もありがとうございました。

 

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