2月15日お釈迦様の命日に伝えたいこと!
ひふみお香アカデミー
椎名まさえです。
2月14日はバレンタイン!
ということで今日は恋愛のお香話。
平安時代の男女は、
どのようにして恋愛をし、
結婚していたのか覗いてみましょう。
~平安時代の出会い~
貴族の女性は屋敷の奥に住み、
男女の出会いの場もありませんでした。
男性は出会いを求めて、
美女と言われているのは、
いったいどこの誰なのか・・・
その女性は、気立ては良いのか・・・
教養や知性はあるのか・・・
家柄はどうなのか・・・
いろいろ聞き込み調査をします。
情報を得ると、
男性は手紙を書きます。
この手紙のやりとりで、
女性に気に入られるかどうかが決まります。
文の内容、紙の質、
字が上手かも重要です。
気に入られると、返事がもらえます。
そして、さらに、女性がOKなら、
逢う約束まで発展します。
あらかじめ行く日時を連絡しておきますと、
女性の家の侍女などが手引きして、
夜に忍んできた男性を引き合わせ・・・
ここからが大事!
一緒に添い遂げる時は、
お互いが着ていた
衣を掛けて寝るのです。
えっ!衣!
そうです。
この時、女性は、
衣に香を焚きしめて
男性を待っています。
もちろん、男性も何日も前から
気合いを入れて
衣に香りを焚きしめます。
そして、二人は結ばれるのです。
この時使われていたお香は
塗香やお線香ではなく
練香です。
この時点で
香りが気に入ってもらえなければ・・・
さようなら~
(@^^)/~~~
お香作りのセンスと腕前が
最終的に相手のハートを
射止めるものだったようです。
時代の推移と共に
お香の活用もいろいろ変化していきます。