生き様を香に託す！武士とお香
ひふみお香アカデミー
椎名まさえです。
椎名まさえです。
私のお香講座レッスンでは
お香の歴史も教えていますが
お香の歴史も教えていますが
その中でも心に残るのが
武士とお香
武士の時代のお香は
練香やお線香などを使っていたのではなく
練香やお線香などを使っていたのではなく
沈香の伽羅だけ！！！
今日は、そんな武士の時代のお香の話です。
【武士とお香】
香は、歴史の移り変わりの中で、
武士には、とても、必需品でした。
それはなぜか・・・
戦国の世になって、いつ死ぬか・分からない、
生死の、切羽詰った状況があったからです。
血みどろの戦の中、
死ぬときだけは、綺麗に死にたい！
そういう思いがあって、
武士は、鎧に香を焚き込めました。
これは、
自分の生き様を
「香」に託す武士の心です。
最後の瞬間、綺麗に死にたいと思う
人間の威厳が、香を切望したのでした。
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大阪夏の陣で亡くなった豊臣の武将、
木村長門守重成は、
髪、・甲胃に香を焚き、
心を穏やかにし
心を穏やかにし
安らぎの香りを身に纏い
戦いに臨みました。
戦いに臨みました。
死後の首点検で、
徳川家康の前に差し出された
その首からは、
焚きしめた「お香」の香りがして、
並みいる武将を感嘆させたそうです。
命がけで戦う場において、
魔を祓い、身を守り、
不安や恐怖をとりのぞき、いざとなれば、
潔く、綺麗に死にたい！という
武士の心
お香の香りは
慈しみの心を持つ、
「和の精神」
「和の精神」
「大和魂」を
引き出すものなのです。
引き出すものなのです。
知れば知るほど
奥深いお香の世界。
そんな話を聞くたびに、
私は、お香をもっと伝えたい！
そんな衝動に、かられるのです。
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今日もありがとうございました。
