結びとお香のチカラ

 
 
ひふみお香アカデミー☆椎名まさえです。
 

今日のひふみお香アカデミー講座レッスンレポート!

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レッスンで作ったのが
「掛け香」と言って
柱に掛けるお香です。

 またの名を
訶梨勒(かりろく)と言います。

 

このお香は、
飾り結びが特徴です。

 

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今日は、結びの意味お伝えします。

 

まずは、一番上から

①几帳結び
幸運の草「かたばみ」をかたどった結び。

 

②みつい結び
三井財閥に伝わる結び。
几帳結びが連なった結び。繁栄。

 

③菊結び
菊の花をかたどった吉祥の結び。

 

④お守り結び 
お守りに使われる結び。
豊かさと格が高いことの象徴。

 

⑤玉の結び(釈迦頭)
釈迦結び。縁起がよい。
お釈迦様の頭のぶつぶつに似ていることから
名が付いたと言われています。

 
紐を整理して最後に丸めると
お釈迦さまの髪の形になる所から
釈迦頭と呼びます。
 
 
 
この様に、
「結び」はとても神聖なもので、
魔を祓うとされて来ました。
 
 
 
だから、不浄とされていたものには
用いられませんでした。
 
 
 
 
例えば、
死者の着物のひもは結ばない。
 
 
女郎さんの帯は結ばない。
 
 
雑巾を縫う糸の玉止めは結ばない。
 
 
 
 
 
反対に、帯締めや羽織の紐等は
本来の使用目的のほか、
厄除け、魔よけのおまじないの
意味もありました。
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結びには、いろいろな意味が
込められているんですね。
 
 
 
お香と結びが合わさると、
かなり強力ですよ!
 
 
 
ひふみお香アカデミー講座レッスンで
一緒に作りましょう♪