大切な方と心を通わす香りの習慣

 
 

魂に栄養を与える香りの習慣
ひふみお香アカデミー☆椎名まさえです。
 

昨日は、ロウソクの灯があの世とこの世をつなぐ
という話でした。

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ロウソクに火を灯すのは、
ご先祖様が道に迷うことなく
現世に帰って来られるようにとか、
私たちの姿を、ご先祖様によく見てもらう
という意味があります。

 

そして、今日から、
魂に栄養を与えるお線香についてを
お話させていただきます。

【お線香と仏様】

お線香は、仏さまへの大事な供物です。

 

供物ということは、食べ物という意味ですが、
生身ではない仏様が、なぜ食べ物を食べるか、
そんな疑問が起きますね。

仏教では、
人は亡くなるとあの世へ旅立つとされており、
故人は線香の香りを食べながら
あの世まで旅をするというものです。

この時に「良い魂に生まれ変われる様に」と
供養の意味を込めて
少しでも良い線香をあげるようにする
というのがとても大事になります!

これが

魂に栄養を与える!になります。

 

線香をあげることで、
仏様となった故人と
心を通じ合わせることが
できるようにもなるのです。

 

そして、実は、お線香を焚くと、
お線香の成分が、人の意識を活性化させ
過去のことを、鮮明に映し出したりします。

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その様な効果があって、
仏前で線香を焚くとき、
亡くなった人に想いをはせると、
まるで、
その人が目の前に現れたかのように
思えるのでしょう。

 

そして線香が燃え尽きて、
香りの効果がなくなるとともに、
幻が消えてしまうことから
まるで、
仏様が、線香の香りを、
食べて消えたかのように
思えてしまうということなんですね。

 

その線香の香り、
ある言い伝えでは、
お釈迦さまの香りであったらしいのです。

 

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いったいどんな香りなのか・・・

お釈迦様の香りについては
次回につづく・・・

 

 

今日もありがとうございました。