もう占いに100%頼るしかなかったんです・・・
魂に栄養を与える香りの習慣
ひふみお香アカデミー
椎名まさえです。
ひふみお香アカデミー講座で教えている
お香の中の一つに
「練香」があります。
平安時代に貴族たちが焚いていた
雅なお香です。
そこで今日は
平安時代の香りにまつわるお話です。
今でこそ、
毎日お風呂に入る習慣が当たり前ですが
平安時代は、毎日お風呂に入ることは
ありませんでした。
なぜか・・・
当時の貴族たちの生活のほとんどが
占いによっていろいろなことを決めていたからです。
☆運勢の悪い日は仕事を休む(認められていた)
☆手の爪は丑の日に切り、足の爪は寅の日に切る
☆外出の方位も占いで決める
☆入浴は、縁起の良い日のみ
もしも・・・
縁起が悪い日にお風呂に入ったら、
洗った部分から悪霊や邪気が入ってしまい
体調を崩したり、
命を落とす危険性があると
考えられていました。
そうなると、体はかなり汚れています。
特に女性は、何枚も着物を着ているため、
汗で、身体からは匂いも発してしまいます。
髪も長く乾かすのが大変!
その時に、使われていたお香が
「練香」です。
半乾きの髪には、
お香の香りが付きやすく、
美人になるための
平安女子のたしなみの一つでした。
いかがですか?
文化の歴史は
香りの歴史と深い関係があります。
このような歴史の中で
仏教伝来と共に伝えられてきた
お香が現代に脈々と伝えられています。
私は、このような
お香の歴史と和のお香作りを
多くの方に届けたいと想っています。
天然の100%の香原料で作る
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