お香と歴史に興味があるなら蘭奢待を見逃すな!

魂に栄養を与える香りの習慣
お香パティシエ☆椎名まさえです。

今日は、東京国立博物館で開催中の
「正倉院展」のレポートです。

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どうしても見たかったのが
蘭奢待(らんじゃたい)
蘭奢待は日本で一番古い香木なんです。

今回、天皇ご即位の記念で
特別出展の蘭奢待が拝見できます。

これを逃すと、しばらくの間
見ることはできないかもしれません!

では、蘭奢待についてお話します。

この香木は、黄熟香(おうじゅくこう)と
呼ばれる香りで聖武天皇によって
蘭奢待と命名されました。

なぜ、蘭奢待と言われているのか・・・

それは、聖武天皇が、天下の平安を願って
東大寺を作った時に、
この素晴らしい香木の中に、
東大寺の名を隠して命名したからです。

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この香りに魅せられて、
ご禁制のこの香木を、
これまで足利義政、織田信長、
明治天皇
らが切り取っています。

中でも、信長は、まさに向うところ敵なしの状態の時、
東大寺に出向き、蘭奢待を差し出すよう命じます。

東大寺は、断れば、比叡山のように
焼討ちされるかもしれないので
仕方なく蘭奢待を信長に差し出します。

ここぞとばかりに信長は、
短刀を取り出して
蘭奢待の一部を無造作に切り取って
持って行ったと伝えられています。

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(写真はウキペディアより)

信長が切り取ったのは、真ん中

蘭奢待を得た信長は、
名物香炉を持っていた千利休と津田宗及
に小片を分け与えました。

そして、千利休をはじめとする
多くの客の目前で蘭奢待が焚かれました。

その黒い香木からは、
豊かな香りがあたり一面に
漂ったと言います。

仏教伝来と共に、お香は
平安時代は貴族に伝わり、
さらに戦国時代は、このように
天下人の権力の象徴となりました。

お香の歴史の背景は、
とても興味深いものがあります。

正倉院展は、11月24日(日)までです。

このチャンス!をどうぞお見逃しなく!

ただし・・・平日でしたが
今日の12時半の様子・・・

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50分待ちで入れました。

土日はかなり混雑すると思います。

覚悟して行かれてください。

あ、唯一写真撮影OKだった琵琶の写真です。

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お土産も買ってきました。

蘭奢待と毬香炉の根付鈴

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今日もありがとうございました。

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